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【あんびーのヘンケン日記より】面接のコツ〜中身はなくても大丈夫〜(2019/5/26)

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過去に私が書いていた「あんびーのヘンケン日記」から、人気の高かった記事のみこちらに移動させてきました。

 

こんにちは。
本日は面接のコツについて説明します。
就活の面接に中身は入りません。テクニックだけで十分通用する世界です。

 

 

まずはどんな質問にも5秒で答えられるようにする

テクニックの一つ目にして最重要なのがこれ。
どんな質問も5秒で答えられるようにすることです。

早口言葉を練習するの、、、??

と思うかもしれませんが、そういうことではなく、

質問に、端的に、クリティカルに答えられるように練習するべき、
ということです。


例えば、「学生時代に頑張ったことを教えてください」
という質問があったとします。

よくいるダメ学生はこの質問をされると、
「私が大学時代、サッカーサークルの幹部として、チームをまとめ上げ、〜を〜しました。そもそも私がサッカーサークルの幹部になったきっかけは〜〜〜。〜でありまして〜〜、、、仲間とともに味わったこの勝利を忘れることはありません。この経験を〜、、、」
などど、つらつら話始める人がいます。


この人はこの1問目の質問で選考から落ちます。
なぜなら面接官はこんなこと聞きたくないから。

面接官が聞きたいのは、あくまでも「学生時代に頑張ったことは何か?」です。

この質問に5秒でクリティカルに答えるとしたら何になりますか?


「サッカーサークルでの幹事としての活動です」ですよね?


まずはここをしっかり捉えるべきです。

「サッカーサークルでの幹事としての活動です。〜という大会に出場し、〜という成績を収めました」

これだけでいいんです。

そうしたら、面接官が、「なるほど。その中でどんな苦労がありましたか?」という風に質問してくれます。


人間の脳は、反復回数が多かった人との会話が心地よかったと感じるようにできています。(会話の反復回数=親近感であると錯覚する)
なので、無駄に長く喋って演説のようになるのではなく、端的に細かい会話を繰り返した方が面接では有利だということがわかります。


面接官に話の構造を説明しよう

テクニックの2つ目は、話の構造を説明することです。

話の構造を説明?と思うかもしれませんが、やることは簡単。

「私が〜の経験を通して学んだことは◯つです。」と言う具合に、話す内容を分割し、先に宣言するのです。

逆にこれをやらないと、面接官からするとダラダラと話をしているように思え、
論理性のないやつ、とみなされてしまいます。

面接官に何か質問され、複数の回答が浮かんだ際も同じ。
質問に対する答えはいくつあるのか?をまず宣言しましょう。


そうしたら自分の気持ちも楽になります。

 

学べ!!

学べ!?

と思うかもしれませんが、

これは話す内容の締めくくり方です。

特に学生時代に頑張ったことを話す時。

「私は〜を頑張りました。〜が苦しかったです。」おわり。

だと、面接官は、「。。。で?」となります。


そうではなく、その経験から何を学び、それをどうやって仕事に活かしたいのか?をこじつけでもいいので表現することが重要。


新卒採用の面接で面接官が頑張ったことを問うのは、「再現性」を求めているから。

人間には再現性があり、過去に何かしら成し遂げたことがある人間は、その経験からノウハウ的な学びを得ており、将来的にも同様に成功できるだろう、と考えてられているのです。(というか、そういう研究結果がある)


そのため、頑張ったことから、「学び」がなければ、面接官は再現性を期待できず、採用する気にもならないのです。

話終わりは必ず、「私はこの経験から〜と言うことを学びました。入社後はこの経験で得た〜(ここはだいたい自分の強みとリンクする)を、日々の〜で活かしたいです」

というふうに締めましょう。

 

逆質問

最後に逆質問です。

逆質問は世間話の場ではありません。完全なる自己アピールの場です。

何をアピールするかと言うと、「私は御社にとってもとっても行きたくて、いろいろ調べているんです」ということ。


ではどういう質問をすればアピールの場になるのか?ですが、実は簡単。

文頭に「御社のHPを拝見した際に〜」や、「御社の〜様とお話させていただいた際に〜」をつけるだけ。

これだけです。


これだけで、「お、こいつ結構しっかりうちに興味あるんだ」となります。


あとは当たり障りなく、事業内容について簡単に聞いてみればいいだけ。(人事は細かい事業内容は知らないので、人事相手の面接の時は会社全体の話とかをしましょう)

くれぐれも、「残業時間はどれくらいですか?」とか、「ブラックだとおもいますか?」とか、
「次の面接では何を聞かれますか?」とかアホなことを聞くのだけはやめるように。


まとめ

簡単ですが、以上が面接のテクニックです。

そんなに難しいことではないです。中身は気にしなくていいんです。

もちろん、話の中身が素晴らしければ素晴らしいほど良いです。


ただ、体育会で必死に努力してきた人でもない限り、そんな素晴らしい内容を語れる人はほとんどいません。
それまで3年間、遊んで過ごしてきたんだから、話の中身なんて薄っぺらで当然です。今から挽回することなんてできません。


日本の大学生の8割はどうせそういう悲惨な状態なので、せめて、テクニックで差をつけましょう。